よろしく自分

小学生時代の通信簿に、両親は毎度のように「明朗活発」と書いていた。教師からのコメントは「忘れ物が多い」だとか「落ち着きがない」とかだったような気がするが、まあそれは置いておいて、ともかく、両親が私を評した言葉は「明朗活発」だった。

たしかに明るかったのだろう。わたしは大正時代にカフェーで音楽に囲まれて育った祖父とそっくりだと言われていた。わたしは祖父が好きだったし祖父もわたしを可愛がってくれた。

ただ、最近になって、精神科医から指摘された「発揚性の気質」というものを調べてみたら少し凹んだ。

発揚とは、気分が盛り上がることなどを指すようだが、ウィキペディアの説明はこうである。

発揚者: 発揚者は気分がいつも明るく、活動的であるために社会環境に適応している限りにおいては、優れたリーダーとして評価される場合もある。一方で、知能の障害や自制心の欠如によって軽率かつ興奮しやすいために問題行動が表れる可能性もある。

クルト・シュナイダー - Wikipedia 
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%80%E3%83%BC

これ、前半はいいことが書いてあるのだが、私は社会生活に適応できていないので全然だめで、後半の「自制心の欠如によって軽率かつ興奮しやすい」という部分に心当たりがあり過ぎてちょっと凹んでしまった。また、別のサイトには「細かいことを気にしないのは良いのだが、一方で他人に対する配慮や思いやりに欠ける」という趣旨のことが書いてあり、これにも心当たりがありすぎるので一時間ほどの間自分で自分が嫌になった。

しかし!である。

わたしは基本的に自分を気に入っているのでこれはこれで生まれ持った気質として認めよう。そして、良いところに目を向けて活かせるように心がけていこうと思う。明るく愉快なのは別に悪いことじゃない。ただ、自制心に欠けるのでTPOをわきまえずにところ構わずいろいろやらかすから、そこは注意。

なんだかんだ言って私は自分が好きなのだとわかってきた。やっぱり朝イチにブログを書くのは良い。

今日もこんな自分と楽しくやっていくぞ!よろしく自分!好きだぜ自分!