記録の力

いやぁ記録というのはすごい力を発揮するもんだ!
昨日は2000年からの自分の日記と手紙の束を追っていた。すると思い出すわ思い出すわ。入院中に仲良くしていた人たちのこと、職場で何をしていたか、結婚生活の細々したこと、コーチングを受けていた時期のこと、などなど。
鬱っぽい期間が長引いたので忘れていたが2000年に入院してその後寛解(医者は寛解とは言わなかったが)していた時期もあるのだった。もう19年も精神病と付き合っているが、この手の病気になると自分がいつ何をしていたのか忘れてしまって「今」調子が悪いことばかりに目が向いてしまいがちだと思う。
が、その折々に聴いていた音楽を掛けながら行動記録に触れてみるといつもいつも調子が悪いわけではなかったことがよくわかる。だいたい、なんの役に立つのかわからないスペイン語を勉強していたこと自体、余力があった証拠だ。
きょうもこうやって記録を残す。2000年の自分のホームページに入院日記が残っていて、それはそれでとても懐かしいから、今日のことも記録しておく。
だいたい楽しかったな。私の人生捨てたもんじゃなかった!