耳垂れ三たび

耳の穴に虫が入ったのは昨年の夏頃のことだった。オリーブオイルで殺して翌日耳鼻科に駆け込み、吸引してもらってステロイドの液体と抗生物質をもらって帰ってきた。

ステロイドは耳の穴に垂らしてから10分間横になっていなくてはならないので暇だった。その10分の間に暇つぶしとして書き始めたのがこのブログだ。

最初の吸引から数ヶ月後、耳垂れが出るようになった。その時耳鼻科では虫が原因とは言われなかったが「これは癖になったら大変だ」という気持ちだった。

そして2020年の秋。再び耳垂れが出るようになってしまった。はっきり言って非常に面倒である。引きこもる生活の長かった自分にとって徒歩圏内とはいえ少し遠いところにある耳鼻科に行くのが苦行なのだ。

靴を履いて玄関を開けてしまえばあとはいつの間にか耳鼻科に着いている。それは日頃の経験から分かっているのだけど、行く前(つまり今)が気重なのだ。それに太り過ぎのせいで膝も痛い。

明日、耳鼻科に行けるだろうか。いや、行けるだろうかではなく行かなくてはならない。

面倒くさくてたまらない。

耳鼻科がウチに来い!

耳だけ郵送して治療したらゆうパックで送ってくれ!

そう言ってやりたくなるが私にはそんな権力もテクノロジー持っていないので仕方なくテクテク歩いて耳鼻科へ行くのだろう。

多分ステロイドは処方される。

しばらく、思ったことを書きなぐる日々が続くかもしれない。

それもまた楽しいことだ。

(と思わなきゃやってられない)