反動で生きない
昨日、些細なことで夫からの信頼を失ってしまった。
早起きが続いて眠かった私はお説教を聞きながら、どこか目の前の光景を一歩下がって見ていた。そして、頭の中では次の言葉がグルグル回っていた。
〈以下引用〉
その場の反動で生きてはならない
動揺する出来事が起きても
それが肯定できるようになるまで
放っておいたらいい
可能な限り待ってみること
“熟成”させること
決断するのはそれからだ
〈引用終わり〉
実際のところ、私はあまり動揺していなくて、「この人の頭は論理的にできているなぁ」とか「全ては過ぎ去る。これも人生の1幕だ」などとぼんやり考えていたのだけど、23時頃には許してもらうことが出来て8時間ぐっすり眠った。
今でこそ真面目に生きようとしているけれど、私はちゃらんぽらんで人との約束が守れなくてすぐに逃げるクソ野郎なので、これからはそういうところを根気よく直していきたい。
そして、引用にある通り、私はもう反動で生きない。これは誓おう。昨晩は咄嗟に出てきそうな言い訳や被害者意識を完全に封印した。そしてひとつの約束をした。許してもらうことを諦めた。
諦めたとたんに許されて、「ああ、これでいいんだ」とも思った。
反応しない、反動で生きない。多分私の戦いは他者ではなく自分との戦いだ。よし、いっちょ派手に優勝してやりますか!!